俺のイエローモンキー曲ベスト5

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私がイエローモンキー/吉井和哉の大ファンであることを知る友人から、
「やっぱりカラオケではJAMを歌うの?」と聞かれ、
そういえば歌わないぞ、ということで、マイベスト曲を5曲選出してみたいと思います。

  1. 花吹雪
  2. Father
  3. 天国旅行
  4. LOVERS ON BACKSTREET
  5. NAI

見事にシングル以外の曲になりました。
が、ファンの方々は概ね納得するであろう曲たちでしょう。

これらの曲の共通点はイエローモンキーでしか表現し得ない曲であるということです。
それは、

  • 吉井さんの詩の世界観
    5曲には上げませんでしたが、「楽園」という曲の一節
    「愛と勇気と絶望を この両手いっぱいに」
    思うにこれが吉井さんの書く詩の世界観のベースなんじゃないかと。
    愛と勇気だけじゃなく絶望もある
    でも絶望だけじゃなくて希望も持っている
    ということです。
  • 吉井さん独特のメロディー
    彼の曲は「歌謡的なメロディー」とよく形容されますが、ただ歌謡的なわけではなく、そのブレンド具合が絶妙です。
    ラーメンのスープでも何でも混ぜ具合って重要です。
    しょうゆ、とんこつとも形容できないようなスープって最高じゃないですか。
  • 吉井ソロにも無いイエローモンキーというバンド特有のグルーヴ
    吉井さんがメインコンポーザーのバンドではありますが、その他のメンバーもすばらしいです。演奏もうまいと思いますし。個人的にはドラムが好きです。


1.花吹雪
まず詩が最高です。
“話したいこと 山のようにあったけれど もうどうでもいい 今は君に触りたい
抱き合っていたら 希望も悩みも忘れる だらしないくらい 何度も何度もください”
そしてメロディーにおける歌謡テイストのブレンド具合。

2.Father
“気絶するほど遠くまで来た”
イエローモンキーにしては珍しく外に向かった気持ちの曲です。
旅行のお供に最適です。ダイナミックなドラムがいいです。

3.天国旅行
これはもうミラクルな曲です。ライブで聴くと、ぶっ飛べます。
“僕は孤独なつくしんぼう”
ギター、ドラム、ボーカル、詩、すべてが輝いて結晶となった曲です。

4.LOVERS ON BACKSTREET
これは初期の曲、それもイエローモンキーができて最初に作った曲とのことです。
曲構成がやたらややこしいです。なんとFメロまであります。
歌詞はよくわからないです。たぶんあんまり意味ないですw
“あなたが醜いブタでもいい 困ることなど何も無い”

5.NAI
これはまた歌詞が最高です。歌い出しからして、
“何も無いあなたと 何も無い私”
ですよ。どうしろというんですかw
ベスト盤の1曲目になっており、吉井さんご本人もお気に入りの曲のようです。

これらすべての曲はこのベスト盤に入ってます。
ただのシングルの寄せ集めでは無く、メンバー自身の選曲で曲間の調整とかもしてオリジナルアルバムを作るぐらいの意気込みが感じられる1枚です。

シングル曲しか聴いたこと無い人にぜひ聴いていただきたいです。

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