ダチョウさんに続いて意外なコラボが続きます。
いきなりファミ通で名越稔洋×吉井和哉が対談すると聞いて何事かと思いましたが、ゲームの主題歌の提供でした。

名越稔洋さんはセガの「龍が如く」シリーズを作った人です。
新作の「バイナリードメイン」は2080年の東京を舞台にしたSFアクションアドベンチャーゲームです。ボイスキャストに山寺宏一、北村一輝、武井咲、松方弘樹など豪華キャストが出ています。

バイナリードメイン PV
(2012.12.2 『バイナリー ドメイン』 Story トレーラー映像の00:02:15 あたりからテーマ曲流れます)

ファミ通の対談の内容を簡単にまとめると、
  • 名越さんは吉井さんをTHE YELLOW MONKEY時代からファンだった。
  • 吉井さんはこの手のオファーを受けない人間だと思われがちだが、名越さんは「龍が如く」シリーズでもダメ元でいろんな人にオファーしてうまくいくことが多く、今回もそれでうまくいった。
  • ゲームについて詳しい説明を受けていない段階で、吉井さんがオファー前から温めていた曲と詩を見せたが、作品の世界観などの説明を受けて違和感を感じ、自らリテイクを申し出た。
  • ゲームの重要なキーワードとして"109個目の煩悩"というものがあり、これに吉井さんが反応。完成した楽曲にはゲームのテーマがしっかり盛り込まれたものになった。
  • 東洋的なイメージを盛り込んで欲しいというオーダーに応じたところ、「龍が如く」に通じる雰囲気が生まれた。
  • 名越さん曰く、「吉井さんはThe Yellow Monkeyというバンド名が象徴するように日本的なものへのこだわりを強く持っている人、ジャンルは違えどその思いは自分も同じ。」
対談でも語られていましたのですが、ありがちなコラボ失敗ケースとして
  • アーティストが仕事と割り切って、本来の個性が殺されたものになる。
  • アーティストの我が強すぎて、作品とミスマッチなものが提供される。

という2パターンがあると思うのですが、今回はアーティストが作品を尊重しつつ、持ち味を発揮することが出来たように見えます。

龍が如くシリーズをプレイしていて、吉井さんのファンである自分としては、今回のコラボはなるほどと膝を打つ組み合わせだったように思います。

と いうのも、龍が如くといえば任侠道をテーマにした男くさく日本くさい作品性が魅力のシリーズです。で、そのチームが作る今回の新作はSF。でも舞台は東京 で今の日本から繋がった未来を描いているようで、龍が如くのDNAを多分に受け継いだ濃いテーマ性を持っているように思えます。何よりPVのナレーション がいつも通り濃いw

仮に吉井さんが龍が如くのテーマ曲を歌うとちょっと濃さが合わない気がw(過去にZEEBRAや矢沢永吉などが楽曲提供)しますが、今回はSFということでよりスタイリッシュで無国籍感がありつつ、でも血は日本魂みたいなところが、吉井さんにピッタリという感じがします。

ということでスルー予定だったバイナリードメインが欲しくなって来ましたw

2012年2月16日(木)発売予定です。

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