iOS版iPhotoの「ジャーナル」機能がすごくイイカンジな件

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この手軽さは最高です。

iOS(iPhone/iPad)版iPhotoがリリースされました。
一見、普通の写真閲覧ソフトかなと思っていたのですが、弄ってみたら「あれ?結構すごくね?」という事で紹介してみたいと思います。iPhoneとiPadでほぼ同等の機能が使えるようですが、写真にはやはり大画面のiPadでしょうということで、iPad版を使って紹介していきたいと思います。

目玉機能は「ジャーナル」です。これのためにあると言い切ってしまいたいです。
一言で言うと「シャレオツなレイアウトのアルバムが簡単に作れて共有できる」機能。

iPhotoではiPad内の写真を閲覧できます。
その中から任意の写真を選んでジャーナルを作成します。
テーマを決めたらとりあえずざっくりと写真を選んで追加しましょう。
作成すると上記のような具合に写真がずらっと並びます。
ここからが楽しいのですが、各写真のサイズを指先で自由に変えることができます。


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ジャーナルを編集モードにしてから写真をタップすると四隅に操作ポイントが現れ、これをドラッグするとグリッド状に拡大縮小、縦長横長の比率を自由に切り替えることができます。
一つの写真のサイズが変わると後に続く写真は自動的に隙間に敷き詰められるように移動します。この操作感が楽しいです。

旅行などのイベントではここぞなハイライト写真があったりすると思います。
そんな写真はどデカく配置して、パノラマ風景などは横長にどーんと伸ばしましょう。
逆にポートレートだったり縦長のイメージのものは縦に伸ばし、合間にその他の写真を適当に散りばめればメリハリがあって間延びしないフォトアルバムが簡単に出来ます。
その際、写真の元データは保持されているので、後から大きくしたり小さくしたりは自由に修正ができます。

24 - 10.png24 - 411.png順番を並び替えるのはもちろん、サムネイルの中で切り取る範囲を調整したりも自在に出来ます。

これだけで十分満足できますが更にこだわりたい人は写真の本格的な補正をすることもできます。色々な写真を並べると他の写真と比べて暗かったり色が変だったりとか気になったりすることがあると思います。iPhotoが便利なのはジャーナルを閲覧しながらダイレクトに写真の補正へ移れることです。タップして写真の編集メニューを開けば、
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写真の明るさを補正したり、写真の傾きを直したり、WBを補正したりできます。
操作は指先で直感的にできます。傾きの補正はデカいダイヤルが出てきてこれを指でなぞってグリッド線を見ながら補正できます。傾けたことで隅に黒い部分ができないように自動的に拡大してくれる芸の細かさです。

これだけ出来ればほぼ文句が無いですが、ジャーナルには写真以外にも、

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日付だったり地図だったりを載せることもできます。
これらの情報は写真にEXIF情報が付いている場合は自動で判別して表示してくれます。
もちろん自分で編集もできます。

24 - 1.png写真の中や外にキャプションを入れることもできます。

また、「1冊」のジャーナルには複数のページを持つことができます。
例えば「ヨーロッパ旅行」というジャーナルにイギリス編、フランス編という感じでページを分けたりすることが出来るわけです。

という感じでジャーナルが完成したら最後は「共有」です。iCloudにUPすればWeb上から自由に閲覧することができます。
完成したジャーナルはURLをメールで送ることもできるしFacebook
などにUPすることもできます。

ということで楽しくて簡単で便利なiPhoto、じゃんじゃん使っていきたいと思います。
そこでネックになるのがiPadのストレージ容量。動画も貼ったりできるのですぐ足りなくなりそうな気がしますね・・・

ということでこちらが作ってみたジャーナルです。

ブログ用なので顔はあんまり載せなかったけど、
自分用に作る場合は人の写真いっぱい載せたほうが楽しいですw

これってタッチインターフェースで画面がでかくて高精細なiPadの真骨頂的なアプリなんじゃないだろうか。近々、iPadで写真を閲覧するのが好きな両親にこのアプリの魅力をプレゼンして使わせてみて、どこまで使いこなせるか観察してみたいと思います。

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