maharada生誕30周年記念ということでw
6年ぶり3着目のスーツオーダーをしてきました。
麻布テーラーというお店です。
スーツのオーダーはすごく楽しいです。一度やるともう既成品には戻れないという感じです。

お高いイメージがあるかもしれませんが値段は生地で決まります。
一番安い生地でオプション無しだと¥36,750からオーダーが可能です。

しかしどうせやるなら生地にはこだわりたいです。
スーツの表情は生地で決まるといっても過言ではないのではないでしょうか。
やはり良い生地は舶来モノ。
大きく分けてイギリス系とイタリア系に別れます。
ざっくりとした傾向としては

イギリス系:硬くてしっかりしている
イタリア系;艷やかでしなやか

という特徴があります。この生地で仕上がるスーツは

イギリス系:構築的でかっちりしたシルエット
イタリア系:やわらかで曲線的なシルエット

となります。これは生地だけでなく仕立て方の問題もありますが。

自分は前回イギリス系、イタリア系で作りましたが、どちらかというとイギリス系のかっちりした感じが好みだったので今回はイギリス系にしました。

そしてウール+モヘアの生地にしました。
モヘアはアンゴラ山羊の毛から作られるもので特徴は、
  • 光沢が出る
  • しわになりにくい
  • 涼しい
という特徴があります。

色はネイビーにしました。一口にネイビーといっても色はもう無数にあります。
また生地の素材、糸の細さ(細いときめ細かくなって光沢が出る)、模様(ストライプ・チェックなど)により無限に表情が変ります。

入店してまず生地を選ぶことになりますが、
あらかじめ色(黒・グレー・ネイビー・その他)くらいは当たりをつけておいたほうがいいかと思います。選択肢が多すぎて決められなくなってしまいますので。

生地を決めたらディテールを決めていきます。
生地と合わせて表情を決めるのに重要なのがボタン。
これも標準のものからオプションでナット(ヤシの実)、水牛などの素材を選ぶことができます。今回は水牛にしました。1番お高いのですが・・・水牛ならではのマーブル状の模様と光沢がイイ!

次にスーツの前を留めるボタンの数。
2つボタン、3つボタン、段返り3つボタン、ダブルなど・・・
今回は段返り3つボタン(一番上のボタンの部分がめくれていて留められないタイプのもの)にしました。

オプションとなる細かいディテールには本切羽台場仕立てなどがあります。
まぁこれは自己満足の領域に近いです。「オーダーなんだぜ」っていうアピールになりますが知らない人には全く効果はないでしょう。お値段が変わってきますのでこだわらない人はスルーして良いかと思います。
また「フルオプション」と言って全部つけてしまえば単品でつけるより安くなります。全部入りってやつです。まぁ全部入りにしちゃったよね・・・

裏地も色々な色、素材から選べます。
キュプラ(すべりと通気性に優れる)にして、ワイン色を選びました。今回は英国&モヘア混ということでしっかりした感じなので暑い時期に着やすいように背抜きにしました。

面白いところだと水玉模様などもあります。
担当になったテーラーさん(ちょい悪オヤジ風、関西弁)が「私はこれ」と自身のジャケットをチラ見せしてきたのは水色の水玉模様でした。チラ見えするところで遊ぶのもいいですね。

オーダーなのでもちろん採寸をします。全身を隈なく採寸してくれます。
私の場合、右腕と左腕の長さが1~2センチほど違うため、スーツもちゃんと左右別々の長さに!なってます。まさにmaharada専用スーツ。

パンツのサイズも腰回りだけじゃなく腿周り、膝周り、裾周りなど細かく合わせてくれます。今回改めて採寸した時にテーラーのおっちゃんが「腿周りもっと細くしてもええんちゃいます?」と言うので「やりましょう」ということで極細な仕上がりになりそうです。
でもオーダーなので体に吸い付くようにフィット、全くキツくない仕上がりになる、はず。

特に肩、腕周りっていうのは人によって体型が千差万別なのでそれだけ既成品で細身のジャケットっていうのは作りづらい訳ですが、オーダーならジャストフィット!腕をぶん回しても全く引っかかりません。この辺りが既成品には戻れなくなる所以です。

前回作ったのが6年前ということもあり、改めて測り直してもらいましたが、体型はほぼ変わっていませんでした。なので、そのままのレシピで作ってもらっても良かったのですが、テーラーさんが「トレンドも変わってますから調整しましょうか?」と言ってくれました。

具体的には着丈を当時より短くしました。最近は着丈短めがトレンドなんですね。あまりトレンドに寄せすぎてもまた年月経った時にどうなるかはわかりませんが、前回のが結構長めだったので短めに調整してもらいました。

このように要望+αの提案をもらえるのが嬉しいところです。
日頃、ディレクターの仕事をしているのですが、テーラーさんというのは職種が似てるなと思います。専門的な知識を持ち、クライアントの要望を聞き出した上で、+αの提案を返してくれる。クライアントが「そうこんなのが欲しかったんだよねー」と言ってもらえるのがベストな仕事かと思います。

来店してどんなテーラーさんがつくかは、一期一会です。
指名制度はないので基本フリーでのご来店になりますw
20代の若い方から、ベテランのオヤジ風まで色々いらっしゃいます。
店舗もたくさんありますので、お店ごとにテーラーさんも様々かと・・・

そんなこんなでスーツのオーダーをする時間はとても楽しい時間です。

仕上がりはお盆休みを挟むなどの理由で1ヶ月ちょいまちとなりましたが、今から仕上がりが楽しみです。

肝心のお値段は・・・「MacBook Airが買える値段」とだけ言っておきます。
スーツもMacもオプション次第ですからねぇ・・・

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