動画版Twitterの「Vine」が楽しい

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2013年1月24日にローンチしたTwitter社の動画投稿SNSアプリ「Vine(バイン)」を始めてみました。

これはもしかしたらinstagramの次に来るんじゃないか?という可能性を感じたので紹介します。

6秒しか撮れない動画

このアプリは「instagramの動画版」と思ってもらえればよいですが、特徴は動画が6秒しか撮れないということです。

このことが140文字しか書けないTwitterが普及したのと同じように意味のあることなんじゃないかと思います。

6秒で撮るから編集不要

動画って撮ったあとに見返すと不要なシーンで中だるみすることが多いです。そこで編集をして不要な箇所にハサミを入れることになりますが、そこそこ面倒です。
でもVineの場合、6秒しか撮れないので投稿者はここというシーンだけを狙うことになります。必然的に編集も不要になります。(編集しながら撮ってる感覚に近い)
これが何かのイベントの一部始終を記録するためだったら6秒の動画1本では無理ですが、イベントの中のハイライトのシーンだけを共有するのであれば6秒でも結構伝えられます。
特にSNSという内輪だけでなく不特定多数に向けて見てもらう場合、コンテクストが無くてもそれ単体で伝わる「ネタ」の方が価値を持つことになります。
6秒で面白さが伝わらないものは1分見ても面白くないことが多いんじゃないかとw

6秒動画だからできるUI

6秒しか無いことはUIにも良い影響を与えていて、動画はinstagramのようにタイムライン状に並ぶのですが、画面上に現れたサムネイルには再生ボタンが無く勝手に動画が始まります。
6秒だから次々に動画が再生されるという設計ができます。これが1本1本じっくり見るタイプの動画の場合、クリックして動画を再生しページ遷移をする従来型の構造が向いているように思います。
動画なので写真ほどサクサク見ていくのは厳しいのですがLTEが普及してくれば外でも結構快適に見れそうです。

UTのようにサムネイルが勝手にワラワラ動くイメージ。

「コマ撮り」のしやすい撮影UI

撮影のインターフェイスにも特徴があって、画面をタップしている間だけ撮影、離すと一時停止という方式になっています。
録画、停止がスムーズにできることにはメリットがあり、コマ撮りのように小刻みにシーンを繋ぐような撮り方がやりやすくなっています。
一連のイベントを小刻みに繋いで撮ると6秒でも結構な内容を伝えることができます。


通路を歩く一部始終を撮ってみましたが、小刻みに画面をタップしたり離したりするだけで早送り風に撮ることができました。

instagramと同じく1:1のフレーム


れはinstagramを完全に踏襲している形ですが、動画は1:1の正方形で記録されます。このことで撮影者は真四角に切り取る楽しさがあり、ブラウザ
上では真四角なのでサムネイルがキレイに並びます。あと重要なのはスクエアはスマホを縦持ちした時に大きなサイズで表示されるということです。これが横長
の4:3や16:9だった場合、縦持ちしてしまうと上下が大きく開いてしまいます。画面を横向きにすればという話ですが、6秒の動画を次々に見ていくスタ
イルには煩わしく、やはりスクエア型がベストなのではないでしょうか。




あとは面白い動画が撮れるかどうか次第・・・
動画には音声も記録されるので、ボイスメモ的に使ったり色んな人が喋るのを繋いだり色々可能性は広がりそうです。

ということでみんなVineやろうぜ!

Vine (2013年4月現在、iOS[iPhone]版のみ)

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