Bunched Birth バンチドバース The Yellow Monkey [Blu-spec CD リマスター版]購入

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こんなに音変わるんだ・・・w

The Yellow Monkey結成20周年ということで色々メモリアルアイテムが出て、おそらくこれが最後?のリリースになるのかと思いますが、歴代のアルバム達をBlu-spec CD(Blu-rayディスクの技術を応用して高音質で記録するとかなんとか)のリマスター版がリリースされました。マスタリングはニューヨーク スターリング・サウンドのチーフエンジニア、テッド・ジェンセン氏。

当初はなぜかこのアルバムだけ発表されなかった

この全アルバムリマスタリングが発表された当初はインディーズのデビュー・アルバムであるこのアルバムだけ、なぜか除外されていたんですよね。
それで「はぁ?」って事になりました。だってリマスタリングの恩恵を一番受けるのは間違いなくこのインディーズの1stなんです。なぜなら圧倒的に音がしょぼいw
単純に音量のレベルが低く、音圧も薄い。そして当時についての吉井さんのインタビュー等を読むと、「あえてペラペラの音に仕上げた」ようなことが語られていて(詳細は割愛)、今聞くと音質的には残念な感じだったのです。
1stだけ残しておいてまた後で儲けようとしてるのか? と勘ぐったりしたのですが、しばらくしてあっさりと「バンチドバースも追加!」となり、忘れてたのかな?権利の関係があったのかな?とかよくわかりませんがとにかくリリースされたわけです。

そして聞いてみると・・・

やばい・・・やっぱりめっちゃ音いい!!!!
Welcome to My Doghouse 2012のときも感動したのですがあちらは吉井本人による「Remix」。音をバラして組み直すようなことをしたのだと思うので生まれ変わり度も高かったのですが、今回はリマスター。そこまで様変わりはしないのかな?と予想していたのですが甘かった。活き活きと生まれ変わっています。技術の進歩かテッドさんがすごいのか。たぶん両方。

まず、バスドラム、ベースなどの低音がドーンとド迫力に、アコースティックギターやピアノなどの上モノがキラキラツヤツヤに。それぞれの音の空間に広がりを感じるようになり、1つ1つのディテールがよく聞こえます。コーラスや細かいエフェクトなど「こんな音入ってたんだ」っていう発見があります。

音量・音圧が最近の音楽に揃ってくれるだけでもiPod的には嬉しかったりします。それこそ20年越しに生まれ変わったこのアルバム、聴き込みたいと思います。

ちなみに他のアルバムはどうするの?っていうことなんですが流石に予算が・・・3rdくらいまでは聴いてみたいけどね・・・

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