テーブルを買ったことを皮切りに、我が家をブルックリンスタイルにするのだという命題のもと、次はキッチンだということでiemoなどで調べると「ディアウォール」なるものを使えば簡単に棚が作れるらしいぞ、ということで作ってみました。
実は取ったばかりの運転免許を握りしめ、ホームセンターに車を飛ばし木材と道具、材料一式を購入してきました。あー怖かった。写っている木材が今回棚のベースとなる2×4(ツーバイフォー)木材です。
その他に購入してきた一式がこちら。電動ドライバー、釘、棚受け、ハケ、塗料、そしてディアウォール。
ブルックリンスタイルにはウォールナットやオークのようなダークな木材が欠かせません。が、通常ホームセンターの2×4材にはそのような木材はないので、塗ってしまいます。
こちらは棚を止めるための棚受け。ネジ止めをする想定。
そしてこちらが「ノーベルDIY賞」を受賞したとかしないとかの発明品「ディアウォール」2×4材を上下から固定してくれるグッズです。
電動ドライバーで止めるために使用する木ねじ。ホームセンターにはネジが大量にありますが、木用のネジで長さは色々あります。今回は棚受けを止める半分の長さのものと、木を貫いてもう一つの木にとめるための長いものの2種類を購入。
そしてこちらが電動ドライバー。先端を変えることでドリルにもなります。コンパクトで私のような「にわかDIY」にはちょうどいいサイズ感です。ちょっとパワーは非力なのかもしれないけど。
そして2×4材。これとは別に1×4という厚さが半分のものもあり、水平にかける方の木材は薄いものにするか迷いましたが、今回はあえて太い方にして無骨に木材の存在感を強調しようということで2×4だけを購入。こうゆうのを考えているときが楽しい。
無骨な感じとはいえ、流石に買ったままの状態だとバリ出まくりなのでサンドペーパーをかけます。これは以前テーブルいじりをした時に使っていたもの。目の細かさはこれが適切なのかはよくわからないが、適当です。
手で撫でて刺さらない程度にはなめらかになりました。それでは早速塗装です。
塗装のテクニックはとくにありません。たっぷりつけてひたすら塗るべし。
塗れました。多少のムラは「味」ということにします。適当です。本来であれば乾いた後にニスを塗るべきかもしれませんが、今回はあくまで無骨な感じ、よく言うとレトロ、アンティークな感じ?にするためニス塗りはしません。塗装が落ちてきたりする可能性ありますが、今回あまり汚れて困るようなものは置かない想定なので気にしないことにします。いやツヤを出さなくてもトップコートは必要だったかもしれません。あくまで適当です。
そしてこちらがディアウォール。バネの入った上用と、長さ調整のためのプラスチックプレートが2枚入った下用の2種類があります。
2×4にピッタリハマるように出来ているので接着剤もつけずに被せて、
ばねになっている上用と合わせてぐいっと差し込むだけ。木材を購入する時は長さを図っておき、ぴったりにカットしてもらいます。カットしてもらう時は実際の長さ-45mm(ディアウォールに必要な長さ)で切ってもらいます。今回ちょうどぴったりに収まりましたが長すぎた場合は下用に入っているプレートを減らすなどして調整しましょう。
しっかり固定されるか不安に思うかもしれませんが、この1本で立っている状態でもそこそこの安定感あります。今回は左右を横板で打ち付けるのでそうすれば更に安定しそうです。
雰囲気を確認するために横板を置いてみます。
そしてキッチングッズをその上に。
お、もうこれでよくない? さっそくネジ止めしよう。
今回の電動ドライバーには先端がドリルにも変えられるようになっているので、まずはドリルでネジを刺すところに穴を開けます。
さすがに素手は怖いので、
「軍手貸してー」
「軍手はない」
「えっ」
「この手袋なら・・・」
おやすみあったか手袋で作業開始。スイッチを入れるとライトもつくようになっていて作業しやすい。コードが短めなので延長ケーブルがあったほうがよいです。
上には向きを変えて板を通します。
ここで棚受けの登場・・・とここで誤算。ネジのサイズが大きすぎて穴を通らない・・・何のために買ったんだこれ。仕方ないので長い方の釘で横からぶっ刺す方式で行きます。
+ドライバーに付け替えて、
ドリルで穴を開けたところにぐぐっと回しこみます。しっかり保持してぐぐっと押し込む感じです。ネジを入れる箇所は目分量。ズレてても気にしない。
ついに完成! けっこうしっかりできたんじゃない!?
当たり前だがオーダーメイドのようにピッタリとハマる。こうなるとちょっとやそっとの地震ではびくともしないくらいがっちりハマります。隣の棚のほうが先に倒れるんじゃないかというレベル。
以前買った木の小箱なども活用して並べます。だがここで終わりではない。
100均で買ってきたフックを取り付けるのだ。
上に付けた板にドリルで穴を開け、
このように取り付ける。
こうなって
こうなる。
さらにこのパン用まな板。穴が小さかったので紐を通し、
こうなった。
完成!
意外とできるもんじゃないか。板を打ち付けるときに少し曲がってしまったりしたけど気にしない。
【注意点】コンロの上に可燃性の木を配置する際は充分に注意を。魚のコンロの排気の部分が特に近いので木を密着するように配置すると危険です。
ディアウォールを使えば賃貸のマンションでも木材に釘を打ち放題。何より好きなサイズ、好きな位置に棚を設置できます。DIY楽しいです。
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