以前から「日本酒好きにとって天国のような場所がある」と噂に聞いていたイベントに参加させてもらいました。
「清龍酒造の酒蔵見学」です。これは本当にすごかった。幸福に満ちた空間でした。
清龍酒造は埼玉県蓮田市にある酒蔵で、小売の流通をせず、居酒屋を経営してそこにお酒を出している珍しい日本酒メーカーです。そして更に特徴的なのがこの「酒造見学パーティ」の開催です。
蓮田駅からタクシーで向かうとそこには「酒好き」の飢えた空気を醸し出した人たちが待っています。参加受付をしてまず会費(3500円+600円で季節の一品追加)を支払います。
そこで会員登録していない方は会員登録をしますが、会員になると清龍の居酒屋で提示することで日本酒が1杯サービスになります! 時間になるとガイドの方の案内でまずは記念撮影。
そして社長のトークが始まります。この社長のしゃべりがとてもおもしろいw
施設の中に入り、専務からご説明。この方は後にパーティでもすごいサービスをしてくれることに・・・
中を実際に見ていきます。社長の解説によりこうなってるんだと勉強になります。
一口ずつ配られて味見したのは「米麹」。ほんのり甘くかみ続けると甘酒になるらしい。
外に出て社長のトークで〆。このサービス精神あふれる社長あってのイベントなのだなと納得。
そろそろお腹が減ってきました。
実際に馬で来た人も過去にいるらしい。
お土産のプリン。酔っ払って買って帰るのを忘れる失態・・・
いよいよ「宴」の始まりです。広い食事スペースに通されると・・・
な! 生演奏の人達がいる・・・!
じゃじゃーん。懐石感のあるメニュー。
そして5種の日本酒いきなり飲み比べ。ひょぉー!
本醸造から純米、大吟醸、そして米焼酎や梅酒などもあります。
日本酒に合わない、はずのない肴たち。
こちら季節の一品(オプション)ふぐの唐揚げ。
2階席でも下の階のステージでの社長の解説が生中継。日本酒に夢中でもう誰も聞いていないw
ステージで披露された氷点下に冷やした日本酒をシェイクすることでシャーベット状にした日本酒を持ってきてくれました。大吟醸!うまし。
ステージでは麗しいバイオリン奏者。ベタに情熱大陸のテーマ。盛り上がる。
続いて始まった鯛の解体ショー。
こちらが先程の鯛・・・に合わせて用意されていた握り寿司(1人1皿!)
日本酒をつかったカクテルやサングリアみたいなやつも続々と持ってきてくれます。グラスを空けるのが忙しい!
こちらは麗しいベーシスト。穏やかそうですが、マリオの地下面のリフをゴリゴリ弾くプロフェッショナルでした。
ボーカル&Gの方。
キーボード。
ドラム(スペースの関係で電子)
そして専務! この方がエンターテイナー的に次々についでくれます。専務の登場時、ウィー・ウィル・ロック・ユーのテーマに合わせて「Singing!」ならぬ「Senmu(専務)!」コールで登場。ボヘミアン・ラプソディ。とにかく日本酒。じゃんじゃん日本酒。
気がつけば完全にできあがって隣のテーブルのおじさんたちと盛り上がる。
下のフロアも湧いてきた。
ステージに上りだす客たち。殴り合ってません。ピースフルです。
ワイもピースフルな表情。
誕生月の方々、それは祝わないと。
誕生日の人が席に戻ってきたからよくわからないけどとにかく祝う。
リードボーカルがステージに上りライブはクライマックスへ。
最後の曲はまさかのDA PUMPの「USA」!
「カーモンベイビー酒好き!」とばかりにフロアがおじさんたちの熱気で揺れる。
夢中で飛び跳ねていたら横から私の肩に手を回されて振り返ると、私より一回りくらい年上のおじさんでした。「世界平和」を実感しました。
すごすぎるイベントでした。前半の社長のトークから日本酒とお客様への愛を感じ、宴では序盤は料理と日本酒に舌鼓を打ち、中盤からはグラスが乾くことのない無限おかわりで加速、終盤は全員で踊りまくり大団円。皆が幸福に満ち溢れた表情をしているという奇跡の空間でした。
口コミで酒好きの間に話題となり、現在はなかなか予約が取れないみたいです。また行きたいな。
夕方に解散して駅に戻り、
赤羽に移動して赤ワインとお肉で飲み直し。まだ飲むか。
ちなみにこちらは「グッドミートバル」というお店でここも最高です。
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